公式ルール
概要
本競技の目的は、選手1名、セコンド1名以上2名以内までのチームが、ボクシング・キックボクシングの競技規則およびスポーツ精神に則り、安全かつ公平な環境の下、スパーリングにより日頃の練習成果を発表し競う場所である。参加者一同、安全な競技に対する十分な配慮を行う。日常に還るまでが試合です。
◆レフリー
レフリーは、プロまたはアマチュアのボクシング・キックボクシングの経験者、指導者を定める。
◆ジャッジ
ジャッジは、プロまたはアマチュアのボクシング・キックボクシングの経験者、指導者、関係者で、プロボクシング試合などをルールに準拠して採点を行いながら観戦または実践することが出来る者を定める。
◆階級
- フライ級 51kg
- バンタム級 54kg
- スーパーバンタム級 56kg
- フェザー級 58kg
- スーパーフェザー級 60kg
- ライト級 62kg
- スーパーライト級 64kg
- ウェルター級 67kg
- ミドル級 73kg
- ライトヘビー級 80kg
- ヘビー級 80kg以上
◆なでしこ(女子部門)
- アトム級 45kg
- ストロー級 48kg
- フライ級 52kg
- バンタム級 56kg
- フェザー級 60kg
◆年齢、経験等を考慮し以下カテゴリーに分類する
- 小学生の部
- 中学生の部
- 高校生の部
- R-18 18歳以上30歳未満
- R-30 30歳以上40歳未満
- R-40 40歳以上50歳未満
- R-50 50歳以上60歳未満(試合可能と判断された場合)
- R-60 60歳以上(試合可能と判断された場合)
◆マッチメイク
主催者は提供された情報を基に、同等レベル、同年代の選手との試合のマッチメイクを行う。
但し、双方合意の場合は多少の年齢体重の前後を認める。
◆試合
1R2分、合計3Rまたは2Rで行われる。
◆試合前練習
- 出場選手及びセコンド、所属ジム指導者は選手の健康管理に留意し、怪我などがあった場合は直ちに主催者へ連絡しなければならない。通常体重から試合体重へ減量が難しいと思われた場合も主催者へ連絡しなければならない。
- 連絡を受けた主催者は、対戦相手との連絡交渉、対戦相手の変更または中止、EXスパーリングの設定などを行う。
◆出場前計量
- 試合に出場する選手は、主催者の指定する時間に、計量および試合前検診を受ける。検診の結果、試合出場が困難と判断した場合、スパーリングからマスボクシングへの変更、試合を中止し対戦相手選手の変更などを行う場合がある。
- 階級の規定体重または、契約体重を1kg以上上回った場合は第一ラウンドを減点1として行う。但し、双方合意の場合は多少の年齢体重の前後を認める。
- 出場選手は試合中ヘッドギア、グローブ、ファウルカップ、マウスピース、トランク ス、シャツ、シューズ以外のものを装着してはならない。(例:ガラス製コンタクトレンズ、過度のウイック、パープラチアット等)
◆グローブ
- グローブは主催者が支給するもの(ウェンディ製)を使用する。
- 男女ともに全階級16ozとする。
- 留め具の上をテープで巻かねばならない。グローブを折り、しぼり、ねじ曲げなどして詰物の移動をはかり、もしくはグローブの外部を傷つけたりしてはならない。
◆ヘッドギア
ヘッドギアはオープンフェイスタイプ、またはフルフェイスタイプのものを使用する。金網面、樹脂面は外すこと。スーパーセーフ、メンホー、ストロングマン、カラテクター、アルファ面、拳法面、フェイスガード、Kプロテクター、シールド面、NHG空、および面が外せないもの等は公平性の面から認めない(外せればよい)。
◆レガース
レガース、レッグガード等は防具試合希望者が使用する。
◆チェストガード(キッズ、女性)、アンダーガード(女性)
チェストガード(心臓震盪防止用及び女性胸部用)、アンダーガード等は希望者が使用する。
◆ファールカップ
公式試合では必ずファールカップを着用するものとし、レフリーは試合前にファールカップの着用有無を確認する。いかなる理由があってもファールカップ未着用での試合は認めない。
◆マウスピース
マウスピースは日頃から練習で使用している、出場選手の歯形にあったものを用意する。レフリーは試合前にマウスピースの装着を確認する。マウスピース未装着での試合は認めない。
◆試合ラウンド
1ラウンドは2分間とし、各ラウンドの間に1分間の休憩をおく。両選手、レフェリー以外なにびともラウンド中にリング内に入ることは許されない。
◆刺青
- 刺青が和、洋、シールにかかわらず、背中、腕、胸の面積の4分の1以上ある場合は、その全てをシャツによって隠さなければ試合には出場できない。
- 軽量時、シャツ着用ではリミットを上回る場合、スタッフ確認の下に脱ぐことができる。
◆試合の勝敗
試合の審判は、レフリー及びジャッジ3名によって行われる。レフリーはダウン、反則(失格)の判断、試合の円滑な進行管理し、ジャッジは勝敗の決定に対して平等の1票を有する。3名のジャッジから2票以上を獲得した者を勝者とし、他を敗者とする。もし、それが2票に達しないときは、ドロー(引き分け)とする。
◆ダウン
ダウンはプロフェッショナルルール、アマチュアルールと異なる。レフリーがダウンを宣告する場合は下記の通りとする。
- 有効打がヒットし足の裏以外の身体の一部がリングに触れたとき
- 有効打がヒットし対戦相手を見ることができない又は防戦一方となっていると判断した場合。(スタンディングダウン)
- 有効打がヒットしロープが無ければダウンしていると判断する場合、及びロープを利用してダウンを拒んでいると判断した場合。(ロープダウン)
- 有効打によって2~3歩以上後退し、一瞬でも相手選手に対応することが出来なくなっていると判断した場合、又はその後に加撃を受けることによって大きなダメージを受ける恐れがあると判断した場合。(クリーンヒットダウン)
- 上記の状態であるとレフリー以外のジャッジ及びインスペークターが判断した場合、イエローフラグの投入と同時にダウンをコールすることによりダウン宣告を行える。この場合、インスペクターはカウントコールを行いレフリーはこれを受け継ぐ。
◆KO及びTKO
- 1ラウンドに2回ダウンした場合は原則としてKO負けとなる
- 有効打によるドクターストップ、棄権の場合はTKO負けとする
◆反則・減点
- 試合中、故意であると否とを問わずファウルを犯した場合、レフリーの権限により注意、減点、失格を行う場合がある。
- 反則の内容はJBC、K-1ルールに準じる。
ボクシング:JBC準拠 [参考:日本のボクシングルール(ボクシングJP)]
キックボクシング:K-1ルール(膝肘なし、首相撲なし)
過去にてんかんや脳・頸椎・脊椎及び心臓病等の疾患を患った事がなく、感染症のない健康体で格闘技大会に参加可能であること。
※各自保険に加入していることが前提となります。
また、ケガ等でキャンセルした場合でも一度振り込まれたお金は払い戻しできません。
試合の決まらない場合は1ヵ月前までに連絡いたします。
※対戦カードが決まらない場合は返金いたします。
◆スポーツ保険加入について
加入済みのジム道場サークル等のスポーツ保険や、通常の家族保険、傷害保険等の補償範囲である場合もありますので、まず加入済みの保険契約をご確認下さい。
◆加入しやすいケータイ各社の保険
上記の例は保険内容を保障するものではありません。よくご検討の上、ご加入下さい。